高森顕徹氏と親鸞会の問題

1.親鸞会の集金システム

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親鸞会ではどのくらいお金がかかるのか

世の中の新宗教・新々宗教の問題を論ずるときに、必ず問題になるのがお金の問題です。ここでは親鸞会におけるお金の問題についてお話し致します。

実際に親鸞会の会員はどの程度のお金を出しているのでしょうか。何人かの現会員・元会員に、過去一年間親鸞会関連で使ったお金を列記してもらいました。

現役学生会員(大学生)Aさんの場合

正本堂+地下道御報謝:約30万(付帯設備の御報謝も含む)
その他御報謝:約3万くらい(もっとあるかも)
会費:約15万
本部行事御報謝:約15万(降誕会・報恩講や学生大会などを含む)
合宿費:約6万くらい
交通宿泊費:約23万(平均9000円として)
地元行事御報謝:約6万(一月5000円計算。多分もっとある)

合計 約98万円/年 (内、交通宿泊費など親鸞会以外に支払われたもの 約23万円)

これは、決して親からの仕送りのみで生活している人のことではありません。Aさんは、住居費以外のほぼ全て(学費も含め)を自分の収入と貯金などから捻出しています。その大きな収入源は、アルバイトと奨学金です。

ひと月にどれくらい親鸞会にお金を使っているか、具体的な数字を出してくれました。

食費(おごり、及び合宿は含まず)   10536円
雑費(雑貨類+後輩へのおごり+仏花) 25545円
親鸞会関係(交通宿泊+会費+御報謝) 93833円
地元交通費(部会やアルバイト)   8640円

合計 138554円

これは、正本堂落慶法要の月であったため、学生の御法礼30000円(一般は50000円)が含まれています。全体の3分の2は親鸞会関係で使っているということになります。しかし、これは決してオーバーな数字ではありません。この人は、「多いときには御報謝(財施)や会費等だけで月に20万円くらい使いました」と語っています。

そして、一般の会員の場合はもっと多くなります。

元一般会員Cさんの場合(独身 20代)

正本堂+地下道 約60万
支部の御報謝 約8万
会費 約25万
御法礼 約26万(御法話5000円、支部行事、報恩講等含む)
新春大会 2万
サイン入り御著書 10万(落慶法要の御法礼を含む)
交通費 約15万
宿泊費 約5万

合計 約151万/年 (内、交通宿泊費など親鸞会以外に支払われたもの 約20万円)

繰り返し申し上げることですが、これらの財施の額は特別な物ではなく、一般的な会員と比べても決して多くはない、と言うことです。私の知っている現役会員は「年200万円位は余裕で使っている」と言っていますし、幹部クラスですともっと多額のお金をつぎ込んでいる人も珍しくはありません。

『別冊宝島・救いの正体』で親鸞会のルポタージュが掲載されたときも、元会員が大学1年生の4月から2年生の6月までで、65万円を親鸞会に費やしたことを証言しています。親鸞会に入り立ての新入生でさえそうなのですから、会員歴の長い会員については推して知るべしでしょう。

お金を出した人ほど、前の席で法話が聞ける

もちろん、これらの財施は強要されるものではなく、あくまでも任意のものです。

では、実際にどのように財施が募られているのでしょうか。

まず会費です。これは次のように決められています。(2006年時点)

10燈会員    100万円/月 恩徳報謝賞 証賞
 9燈会員     50万円/月 恩徳報謝賞 信賞
 8燈会員     25万円/月 恩徳報謝賞 行賞
 7燈会員     15万円/月 恩徳報謝賞 教賞
 6燈会員     10万円/月 恩徳報謝賞 教賞
 5燈会員      7万円/月
 4燈会員      5万円/月
 3燈会員      3万円/月
 2燈会員      2万円/月
 1燈会員      1万円/月
 学燈会員    7000円/月
  親会員     3000円/月
 学生会員    2000円/月

以上のように会員は会費事に細かく区別されています。

また、6燈以上の会員は「福徳会員」となり一般会員と区別されるため、銀製の特別なバッチを付けることが出来ます。親鸞会の本部会館にいけば、銀のバッチを付けた人が意外に多いことに気づかれると思いますが、それらはみな、月に10万円以上の財施を会に納めている人達です。これらの人達は「恩徳報謝賞」という賞をもらえ、名前が全会員に発表されます。

さらに1燈以上の会員は、「整列番号」といって、どれだけ高森顕徹氏の法話を前の席で聞けるか、という並び順を決める番号をもらえるのですが、これもこの会員の種別を基準に決定されます。つまりお金を沢山納めている人ほど、前で法話が聞けるわけです。この番号は参詣の際に着用する名札に明記されます。

これを疑問に思う人には、「仏縁の深さによって席が決まる」と言うように会内では指導されていました。

更に法話の際には「御法礼」が集められます。高森顕徹会長の法話の場合、通常だと御法礼額は5000円と決まっています。降誕会や報恩講の時は、1日1万円、2日で2万円になるほか、40周年記念大会や、正本堂落慶記念法要のような特別な行事の時は、2日で4〜5万円となっています。

さらに、「御法話の御報謝」というのもあり、高森顕徹会長の法話の場合は1万円以上でリボン1つ、2万円で2つなど細かく規定されており、このリボンを付ければ前の方に座れる、といったものです。これも特別な行事のある時は、「5万円の御報謝で高森先生の特別な著書が頂ける」といった記念品の案内があり、その額に応じた御報謝が募られます。

このように、一度本部会館に参詣すると、名札の整列番号やリボンの有無で、誰がどれだけ財施しているのか一目で分かってしまうのです。「名誉欲ですよ。金銭的に苦しかったが、幹部として少ししか財施していないと思われるのが嫌だったので、無理にでもせずにおれなかった」とある元幹部は語っています。

その他、毎日のように行われる地元地区の法話や会合で、一回500〜1000円程度の御法礼を納めるほか、交通費もそれなりにかかります。

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 1.親鸞会の集金システム
 2.法もまた財なり、財もまた法である
 3.高森顕徹会長と絶対無条件服従
 4.高森顕徹会長への礼賛
 5.なぜ隠すのか

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