なぜ私は親鸞会をやめたのか|マインドコントロール

親鸞会学友部の活動について

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はじめに

私がこれから述べることは、実際に親鸞会の学友部で行なわれていることです。これらの活動の詳細と、マインドコントロールについて書かれた本に出てくる、「破壊的カルト」と呼ばれる団体の活動内容が、非常に酷似しているのに、私は驚きました。

では、それらのことから、「親鸞会ではマインドコントロールがおこなわれている」とか、「親鸞会は破壊的カルトだ」言えるのでしょうか。私はそのように断言するつもりもありませんし、また、「親鸞会が破壊的カルトだ」とは個人的には思いません。これらのことは、是非、みなさん一人ひとりが、よく考えて頂きたいと思います。そこで、これからマインドコントロールについて書かれている本の内容を引用しながら、私が実際に親鸞会の幹部として経験してきたことと、その類似性について、詳しく述べてみたいと思います。

誤解のないように、何度も言っておきますが、私は最初から「親鸞会ではマインドコントロールがおこなわれている」と断言するつもりは毛頭ありません。また、「親鸞会など早くつぶれてほしい」「親鸞会の会員は、みんな早くやめるべきだ」などとは、思っていません。

私は、親鸞会の中で多くの人に出会ってきました。その中には、親鸞会に出会い、明るく元気になった方や、自殺を思いとどまった人など、親鸞会に出会って、喜んでおられる人も数多く知っています。

また、私自身も10数年の親鸞会での活動の中を通して、学んだことも沢山あります。以下は、親鸞会で聞いた言葉の中で、特に私が好きなものです。

「かんしゃくの くの字をすてて ただ感謝」

「できるだけ、他人の長所を発見して、ほめるようにしよう」

私は親鸞会で学び、身の周りの、自分があまり好意を示していない人や、嫌いな相手に対しても、少しでも相手のよい所を見つけて、相手を好きになりたいと思えるようになりました。また、自分の嫌いな相手にも、「自分が感謝すべきところもある」と思えるようになりました。

このように、親鸞会で学び、大変勉強になり、生活にいかされていることも沢山あります。そういった意味で、親鸞会にはとても感謝しています。

一方で、親鸞会の活動について、問題だと思うことも、10数年の活動を通して、数多く感じてきました。親鸞会の活動により、数多くの人が苦しんでおられることも知りました。実際にそれらの人に会って、話しも聞いてきました。

親鸞会にはこれまで多くの批判が寄せられていますが、今回は、それらの批判の中で「親鸞会ではマインドコントロールが行なわれている」という批判について、マインドコントロールのことが書かれた書籍を引用しながら、親鸞会の活動を考察してみたいと思います。

何度も言いますが、私はこれを読まれた皆さんに、「親鸞会ではマインドコントロールという危険な情報操作が行なわれているから、絶対に近づかないように」などと言いたいのではありません。

「親鸞会ではマインドコントロールが行なわれている」という批判がありますが、実際に、親鸞会でどのような活動が行なわれているのか、また、マインドコントロールとはどのようなものなのか、言葉で言われるほどには、あまり知られていないように思います。

そこで、今回、私が10数年にわたって、実際に親鸞会で経験してきたことと、マインコントロール について書かれた書籍の内容を引用することで、「親鸞会ではマインコントロールが行なわれている のか」ということについて、皆さん一人ひとりが考えるきっかけをつくりたいと思っています。

そして、親鸞会の会員の皆さんや、その周りの方々に、親鸞会の活動や、その存在意義について、今一度、考えて頂けたらと思っています。

親鸞会学友部の活動について

まず最初に、親鸞会の学友部とはどのようなものか、どんな活動をしているのか、簡単に説明したいと思います。

【学友部の組織について】

親鸞会には「学友部」という全国組織があります。親鸞会会員の中で、主に大学生が所属する部門です。ちなみに、親鸞会には学友部以外にも、支部や海外部、講師部、親友部などの部門があります。

学友部には、学友部を担当している講師部員(親鸞会の職員)とよばれる人たちがいます。各大学の担当を受け持ち、それぞれの大学の学友部員を育成指導しています。それらの人たちが、全国の大学にサークルを作り、活動を行なっています。

年々、その組織は改革されていますが、大体、以下のようなものです。

高森会長(親鸞会のトップ)−−布教局長(布教部門のトップ)−−学友部長(学友部のトップ)

  学友部長−−−

      東東京ブロック・・・・早稲田大学、立教大学、埼玉大学
      千葉ブロック・・・・・・千葉大学、法政大学、東京理科大学
      茨城ブロック・・・・・・筑波大学

      西東京ブロック・・・・東京大学、電気通信大学、明治大学(和泉)、日本大学、
                  信州大学、山梨大学、山梨学院大学
      神奈川ブロック・・・・慶応大学、明治大学(生田)、東京工業大学
                  神奈川大学

      富山ブロック・・・・・・富山大学、富山県立大学、富山医科薬科大学
      石川ブロック・・・・・・金沢大学、金沢工業大学、金沢学院大学、星陵大学
      福井ブロック・・・・・・福井大学、福井工業大学
 
      東海ブロック・・・・・・名古屋大学、名古屋工業大学、愛知学院大学
                  愛知県立大学、中京大学、名城大学、三重大学  
      岐阜ブロック・・・・・・岐阜大学、東海女子大学

      京都ブロック・・・・・・京都大学、京都工芸繊維大学、京都女子大学、同志社大学
                  立命館大学、仏教大学
      北大阪ブロック・・・・大阪大学、大阪外国語大学
      南大阪ブロック・・・・関西大学、大阪市立大学、近畿大学
      神戸ブロック・・・・・・神戸大学、関西学院大学、甲南大学、 岡山大学、岡山理科大学


     各ブロックには幹事(ブロックの責任者)と副幹事(副責任者)と言われる講師部員が
     います。また、ビデオ講師(高森会長のビデオ講演会を主催する職員)や、親友部員
     (事務作業専門の職員)がいる地区もあります。

     これらの人たちは、親鸞会から給与を貰って生活している、親鸞会の職員であり、
     大学生でも、大学の関係者でもありません。     

     また、ここ数年「全国作戦」といって、既存の組織のない上記以外の大学、たとえば、
     北海道大学、東北大学、新潟大学、広島大学、香川大学、鳥取大学、九州大学、
     宮崎大学、琉球大学といった大学に、短期間に集中して出かけ、勧誘活動していることも
     あります。すでに会員が数名いる大学もあります。
  

学友部の主な活動は、新人の勧誘、仏教の話を聞く毎日の部会、教えを勉強する勉強会、土日などに行われる各大学合同の講演会、そして、月に数回行なわれている、親鸞会の高森会長の法話への参詣、また高森会長のビデオ御法話の聴聞、などです。また、ゴールデンウィークや夏休みといった、大学が休みの時期には、様々は合宿を行なっています。

ほとんどの大学では、大学近辺に部室をもうけ、そこが活動の拠点となっています。中には、大学の公認を得て、学内にも部室をもうけている大学もあります。学外の部室の多くは、親鸞会の名義で借りられ、家賃は宗教法人である親鸞会の会計から、出ています。

【勧誘について】

主に、新入生が入学してくる4月前後に、積極的に勧誘を行なっていますが、大学当局や他サークルの反対があるため、年々その時期の勧誘は難しくなっているようで、それ以外の時期にも小・中規模の勧誘は、年中行われています。学際の時期にも、多くの大学で勧誘が行われています。

なお、全国の大学にある親鸞会のサークルの部室の所在や、勧誘活動の詳細については、以下のサイ トの、「親鸞会 部室住所一覧」「勧誘マニュアル(必殺育成法、顕正トラの巻)」を御覧下さい。

なぜ私は親鸞会をやめたのか 「親鸞会資料室」

なぜ私は親鸞会をやめたのか|マインドコントロールについて

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 1.親鸞会学友部の活動について
 2.最初の接触
 3.続けて聞くようになるまで
 4.マインドコントロールに気づきにくい理由
 5.勧誘活動における問題点
 6.問題の提示と解決への道
 7.親鸞会の教義を受け入れるまで
 8.自己否定と無条件服従
 9.なぜ批判を受け入れられないのか
 10.情報の管理
 11.感情の管理
 12.行動の管理
 13.最後に

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